子どもの貧困問題を知って理解する努力【問題対策】

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10月6日の日曜日に、北海道江別市総合社会福祉センターで行われたKacotam(カコタム)主催イベント「子どもの貧困を知る~各現場からの子どもの声~」と言う基調講演会パネルディスカッションに参加してきた報告です。50人くらい集まりました。

<基調講演>

「江別市における子どもの貧困対策に関する実践的調査研究の結果を受けて」

北翔大学教育文化学部心理カウンセラー学科 准教授 飯田昭人氏

講演内容抜粋

  • 厚生労働省の調査では2015年で「子どもの貧困率」13.9%、7人に1人は貧困状態
  • 現在も母子世帯の50%以上が相対的貧困状態
  • 貧困の世代間連鎖・・・貧困世帯に育った子どもは、大人になっても再び貧困に陥る可能性が高い、つまり子ども時代の貧困が次の世代に引き継がれる傾向が強いと言う現象。
  • 学校プラットフォーム化・・・『子どもの貧困対策に関する大綱』において、「教育の支援では『学校』を子どもの貧困対策のプラットフォームと位置付けて総合的に対策を推進するとともに、教育費負担軽減を図る」ものとして出現した言葉。

<江別市の保育施設・小中学校で働いている職員・教職員によるアンケート調査>

  • 「児童扶養手当を受給している」の項目のみ、保育施設より小中学校の方が「子どもの貧困状態が深刻である」と認識している。
  • 児童扶養手当はひとり親家庭に対し給付されるが、小中学校の子どもの方が乳幼児期よりも単身家庭の率が高い事が捉え方の違いに差が出たのかもしれない。
  • 相対的貧困の視点は・・・・周囲からは見えづらいもの(本人もなるべく感じさせない様にするため)
  • 園児・小学生までの子どもは心身における健康と学力に困難が見受けられるが、中学生になると更に心理的側面の困難が出てくると見受けられる。
  • 「日本心理学会の公開シンポジウム『貧困社会を考える:心理学は何ができるのか』」参加レポートにおける加藤弘通氏(北海道大学)の報告の中での指摘として。貧困の客観的指標(家庭の年収など)と子どもの抑うつや学校適応の指標は関連しないが、子どもの主観的指標(生活が苦しいという貧困の認知)は抑うつを高める傾向や、学校生活に関わる指標についてもより広い年齢と項目においてネガティブな影響を与える可能性が見られた。
  • 収入の格差に対する対応も大切だが、収入格差があってもいやな思いをしなくても良い社会づくりをしていく事が大切。

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<パネルディスカッション>

の前に、ディスカッションをされる3名による自身の活動内容の報告など

社会福祉法人知進会 あすかの森 認定こども園 園長 松本和也氏

子ども・地域食堂「ななかま堂」について「貧困の子どもだけを対象にしても来づらい、お年寄りで孤食による寂しさなども踏まえて『地域食堂』として地域の方に来てもらう事を考えて行っている」

くらしサポートセンターえべつ 相談支援員 櫻井耕平氏

江別市は札幌のベットタウンとなっており、北海道でも有数の相談件数地域。件数が多いのは「センターで相談に乗る事」を大々的に宣伝をしているのも要因の一つ。ひきこもり・就労援助・家計管理の支援など様々な相談が寄せられてくる。専門分野で活動している人たちののりしろ部分になり、上手く相互コミュニティーを取れる助力が出来れば良いと思う。

認定NPO法人Kacotam理事長 高橋勇造氏

子どもの学びの格差社会問題の解決をめざして活動。子どもが自己実現に向け視野を広く持ち前向きに取り組むことを応援している。ひとり親世帯はふたり親世帯と比較すると、学習塾を含めた習い事の機会に格差がある。札幌市のひとり親世帯は全国から比べても機会が少ない。

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【さいごに】

以前から「貧困問題」「ひとり親家庭問題」「子どもの貧困問題」などに関心を持ってきましたが、最近子どもが産まれて私も遂に「子どもの貧困問題」の渦中に入り、より意識が高まった事で今回の講演会に行きました。

講演会の話の中でもありましたが「自分の知っている事はほんの一部分だけ」と考えて、まずは状況を理解する事が大事です。

貧困問題、子どもの貧困問題などについて見て聞いて知る、そして、感じた事を行動に移す。

そう言う様に一人一人が意識を持つ事で、全体的な貧困問題は改善されていきます。

自身の問題を解決するには、問題について理解して、意識を持って対応策を行動に移す。そして、ひたすら解決するまで地道に継続する。

全て自分で選んだ道、国や社会、会社や他人に責任転嫁するのは間違い。行政や支援団体を頼りつつ浮いた余裕の範囲で「自身の努力」も必要であり、努力の方法はインターネットで調べればいくらでも見つかるでしょう。

時に任せるのは無意味、計画的に地道に歩むしか解決する道はないです。

まずは、もっと問題について興味関心を持ちましょう。

お勧め本として子どもの貧困問題について入りはこちらから。

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)

 子どもの貧困白書

当時は「貧困問題」に関する書籍は殆どなく、ましてや「子どもの貧困」に関する本はいっさいありませんでしたから。発売日に購入して読みました。

活動を始めるキッカケになった本ですね。

追々記事でも紹介します。

今回はこの辺で、ではでは。

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