【貧困との向き合い方】
金銭的トラブルに巻き込まれたり、離婚や、散財、ギャンブル、多額のローンの返済などで誰もが突然貧困問題と直面する可能性があります。
ひとえに貧困と言っても「相対的貧困」と「絶対的貧困」の2種類があります。
相対的貧困は、その国の全体で見た中で所得が低くて、平均的な生活が送れていない事
絶対的貧困は、完全に所得が少なくて、衣食住もままならない位に貧しい事です。
相対的貧困の場合は、「家計の見直し」と「生活を安定させる事」から始めるべきです。絶対的貧困の場合は直ちに支援団体の協力のもと、生活保護、支援施設の利用を検討してください。
共通して貧困問題を解消していく中で重要なのは「協力者を見つける事」です。
夫婦・親・友人・恋人、状況によっては子どもと協力する場合もあります。
頼れる人が居ないなら「支援団体」を頼りましょう。
とにかく「現状の生活を改善していきたい」のであれば、誰かの助けを待っているだけではダメです。自然の流れに任せて、何かが起きるのを待ってるだけではダメです。
そして「自分一人でやろう」としても必ず疲労で限界が来ますのでモチベーションが続きません。
例えばシングルマザー・ファザーになった直後は「自分で責任を取る」「自分で何とかする」って意識が強くなり、協力を求めず一人で抱え込む場合も多いです。
いくつも仕事を掛け持ちして生活も精神的にもギリギリの状態になってから「相談」に行くケースも少なくありません。
困っている時はお互い様なので、貧困と直面したら「支援・援助を求める」「親・友人・支援団体など相談出来る場所を確保する」「何でも一人で抱え込まない」そして、生活の目途が立ち、安定したら「貧困からの脱却」を目指してみましょう。
結婚しているなら「夫妻」の協力は絶対です。支え合って、話し合って、協力して目標を少しずつ達成していくのが理想的です。
子どもが居るなら、家事手伝いなどの協力を求めても良いと思います。
不本意ながら、苦労して育った子供は優しく逞しく育つ場合もあります。。。そうとも限らないですが、愛情表現や接し方で子どもの成長はどうにでも変わると思います。裕福な家庭に、一般家庭に、貧困世帯に育ったから「こう言う子に育つ」って決まってる訳じゃないって事です。
家計状況を公開して家族会議を行えば、それぞれの意識が高まるでしょう。
関連記事:【すぐ始めれる目的別貯金と積立の方法】
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【相対的貧困の具体的対策とは?】
絶対的貧困の場合は「自分の力ではどうしようも出来ない状態」になっている場合があります。それは、まず国に頼って各種免除なり「保護」して貰うところから始まるでしょう。このブログでは、相対的貧困の対策を考えていきます。
相対的貧困からの脱却では、徹底した家計管理と資産形成、そして人生計画(ライフプランニング)を行います。これらを一人ではなく、家族全体で行えると最高です。
難しく考える事はないです。
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家計簿を付けて家計管理をする(収支のバランスを把握する)
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収入を増やす(共働き・副収入・資産運用)
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支出を減らす(節約・倹約・サービスの利用)
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貯金を作る(無理せず楽しみながら。先取り貯金・ぬり絵貯金・目的別積立・他)
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1年・5年・10年・20年後の目標づくり。(毎年見直し・P→D→C→A)
※全てこのブログで情報提供しています。その為のブログです。
※P.D.C.Aは「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の事
奨学金を借りる場合は、子どもに「いずれ自分で支払う事になる」と言う意識を持たせる事も重要です。理解させてから金額を決めましょう。借りれるだけポンポン申請すると将来子どもが悲惨な状況になりますから。
関連記事:【奨学金の苦労は、準備段階で決まる】
何事もそうですが、問題が発生したら状況を把握して対策を立てて、対応していくしかありません。貧困問題も同じです。大変だから、面倒だからと「見て見ぬふり」をしていたらどんどん状況は悪化していきます。
全く状況が変わっていないから悪化もしていないと思ったら大間違いです。
状況は変わって居なくても自分自身はどんどん老いていきますから、将来は死ぬまで働くつもりですか???
諦めてはいけません。
希望を持って少しずつでも改善して、意欲があるなら豊かな生活を送れる様にしていきましょう。
非正規雇用の方も男女ともにとても多いですし、年収300万円以下の方も多いです。
現代は共働きも一般的ですから、二人で年収300~500万円なら十分暮らしていけますよね。(ローンや奨学金などの負担が無ければ尚よし)
子どもが小さい内は、共働きでもせめて子どもが学校に行っている間だけパートする程度に抑えたりする様に心がけるのも大事だと思いますし、在宅ワークにする事で子どもと居る時間を長くする事も可能ですよね。
貧困生活が悪いって訳じゃないですけど、子どもの貧困問題を気にしたり、単純により豊かな生活を送りたいと思うなら、貧困に対して「どんな対策をとれるか?」と言うのを一度考えてみては如何でしょうか?
具体的な目標・計画がない状態で、「出来る範囲でただ節約してます」とか「貯金してます」とか、その程度では一向に生活は現状より良くなっていく事はないでしょう。
そして、生活をする上で「自分にとって有益になる人脈・モノ・情報」を増やす事も大事です。自分の収入の範囲内だけで「どうこうしよう」なんて無理ですから。
- 野菜をくれる農家の知り合いであったり
- 放課後の子どもの面倒を見てくれる学習支援の団体であったり
- 子ども食堂なり
- 休日に力仕事のアルバイトを紹介してくれる友人
- パン耳をくれる「パン屋のオヤジ」
- 無料で様々なサービスを提供してくれる施設(図書館・若者支援センター、遊戯施設 その他)
そう言った親切心や、協力や支援などがあれば遠慮せずに感謝して受けとって、少しずつ貧困から抜け出す努力をしていけば良いと思います。
関連記事:【賢く安く美しく】主婦の味方
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【さいごに】
相対的貧困の場合は、そこまでしたくない、現状のままで良いって事も考えられますけど、私個人としては「早く楽になりたい」ので誰でも受けられる恩恵やサービスは全て活用させていただきたいと思っています。
若い内に苦労して、年配になった時に豊かな生活を送れたら良いですね。
収入の増加に合わせて生活水準も上げていくと、いつまで経っても貧困から抜け出せない事は忘れずに。あとは、貧困でも「良い暮らし」がしたいと言う方もいますからね。
おさらいとして、貧困対策は「家計の見直し」と「人生計画」が大事って事で、家計管理が出来て貯金も増えたら資産運用で「お金に自分で殖えてもらう」ことにも挑戦していきましょう。
相対的貧困で悩んでいる方、一緒に頑張りましょう!
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今後とも宜しくお願い致します。
次回記事:我が家は相対的貧困なんでしょうか?【貧困問題・下流老人】
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