【家計簿に嘘はつかない】
家計簿には最初に用意された項目や枠組み、ページがありますが内容としてはそれだけでは全然足りません。
家計簿を自分にとって使いやすくする方法として、私自身が実際におこなっている事をいくつかご紹介します。
①クレジットカードの「締め日」と「引き落とし日」を記入する
- クレジットカードには「締め日」と「引き落とし日」があります。
- クレジットカードを数枚持っていると引き落とし日がバラバラで分からなくなるので、いつでも確認出来る様に見やすい所に書き込んでおくと良いでしょう。
- 特に引き落とし日に口座残高が足りない事によって引き落としがされないと数日~数週間カードが使えなくなったり、何度もその様な事が起こるとカード会社でブラックリストに入れられてしまいます。そうなると新しくクレジットカードを作成したいと思った際に審査に通らなかったりする場合があるので気を付けましょう。
- 「このカードは何日締めで、翌月何日に引落しなんだな」と一つ一つ把握する事が、お金に対しての意識を高める事に繋がります。
②年間の収支スケジュールの作成する
- 例えばボーナス月や、保険料などの年払いの支払い月など、事前に分かるものがあると思います。
- 細かく言えば「誕生日」「クリスマス」「お正月」「結婚記念日」「国税還付金」「ボーナス」「燃料手当」など色々ありますし、「子ども手当」なども含まれます。
- 私はエクセルで作成した簡単なスケジュール表をプリントアウトして家計簿に貼り付けています。(元々は手書きで書いていました)
私の年間の臨時収入と定期的に支払う支出のスケジュール表を例にすると
- 1月 お年玉(支出)
- 2月 保険年払(支出)
- 3月 国税還付金(収入)
- 4月 誕生日
- 5月 貯金箱開封※2年毎(収入)
- 6月 NHK年払(支出)
- 7月 夏ボーナス(収入)
- 8月 なし
- 9月 なし
- 10月 燃料手当(収入)・妻誕生日(支出)
- 11月 なし
- 12月 冬ボーナス(収入)、雑収入計算(収入)、結婚記念日・クリスマス(支出)
こんな感じです。
一覧表にして全体を見れる様にする事で年間の臨時収支を把握しやすくします。そして、基本的なスケジュールが埋まっていれば、旅行や買い物、貯金や投資も含めて計画を立てやすくなりますよね。
もう少し詳しい内容はこちらの記事で。
関連記事:年間の収支スケジュール作成で計画的に家計を管理する
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③サイトのログインID・パスワードの表を作成する
- ネット銀行や証券会社、ポイントサイトにアンケートサイトなどインターネットで登録するものは何でもIDとパスワードなどが必要になってきますよね。登録数が多くなると覚えきれなくなり、忘れてしまう事も多々有ります。
- どっかこっかにメモを取っても、メモ自体を無くしたりします。であれば、家計簿に全て記しておくのが1番便利だと思います。携帯電話のメモ帳でも良いですが、とにかくすぐ分かる様にしておきましょう。
- 管理はしやすくなりますが、最大級の個人情報なので家計簿と共に大事に扱いましょう。
④資産運用における金利の目標利回りと実質利回りの表を作成する
- 資産運用を始めた場合、分配金や利息の年間利回りを意識する様になります。
- 分配金や利息にも税金がかかり、税引き後の実際もらえる金額の割合が実質利回りになります。
- 年間貯蓄計画で、資産運用の部分において目安として計算する際に使用しています。
⑤PCとの連動させて管理する(エクセルを使用して各項目の総額・平均値を出す)
- 家計簿で1ヶ月管理したのち、エクセルで作成した表に打ち込んでいます。
- 収入と支出、全財産や副収入の総額や毎月の平均値が一目で分かるので便利です。
- 現在は何でもアプリがある様ですが、私は自分で使いやすいものを作成するのでアプリは使っていません。
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⑥今年の抱負や目標を書く
- これは、貯金の目標とかお金に関してだけではありません。年明けの書き初めの様に、更新して新しい家計簿を使い始める時には「資格を取る」「ダイエットする」「早寝早起きをする」何でも良いので目標や抱負を書き込みます。多少は具体的に、いくつかあると良いです。その中に「今年はいくら貯金するぞ!」と目標の一つに貯金額もいれます。
- 結局「仕事で使える資格取得」は手当や出世に繋がるし、ダイエットは食費・外食、健康づくりとなれば病院にかかる事が無くなるなら全て節約に繋がります。
- 目標を立てた場合、意識を高めたり気持ちを持続させる為に、いつも目に入る所に書くのが効果的です。これも、家計簿に目標を書いた紙を貼ることをお勧めします!
- 仕事や趣味の目標も合わせて新しく始めたい資産運用や、年間の目標貯金額なども書きましょう。
- 私はその年の目標と共に、将来どのようになっていたいかと言う目標も書いてます。
- 1年が過ぎたら、その目標がどの程度達成できたか確認して、また新しい目標を立てます。
これら以外にも、年間貯蓄計画や、奨学金の返済計画、欲しい株主優待の一覧表を独自に作成して家計簿に挟んでいます。
家計簿に銀行の封筒を貼り付けて給与明細を入れたりもしてます。
神社で引いたおみくじをいつでも見返せる様に、これも家計簿に貼り付けています。
また、資産運用の月間明細書、生命保険の明細書などもきちんと挟んで保管します。
普段の生活においてお金に関する事はとっても多く、すべてを管理するのは大変です。
家計簿を媒体として、家計を管理したり、計画を立てたり、自分の考えを書いてみたり、気になる資産運用や資金・節約の方法をメモしてみたり、お金に関する情報を一つにまとめる事で家計管理をマスターして資産を増やす事が出来る様になります。
収入が少なくても、支払いが多すぎても、貯金が全然出来なくても、家計簿には嘘をつかずにありのままの状態を記入する事が大事です。それを元に、一つ一つ問題を改善していきます。
1年間の締めくくりには、源泉徴収表を貼り付けて終わりですね。
次回記事:【貯蓄0円世帯は全体の3割の現実】
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